馬酔木(あせび)  花折々


 おはよう 晴れです 

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馬酔木(あせび)です
「あしび」と呼ぶ方も居ますが間違いでは在りませんが、植物学的に正しくは「あせび」です
「あしび」はかの水原秋桜子が万葉集で「あしび」と詠まれていたものを、自分の主宰していた句誌に「馬酔木(あしび)」の名をつけたからとか(これはどうもウソっぽい)
「わが背子に わが恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり」 万葉集詠み人知らず
意: あなたのことを、密かに思っている私の心は、奥山に咲く馬酔木(あしび)の花のように、真っ盛りなんですよ
ねぇ 判ってくださいよ・・・てなところかな
たしかにこの頃は「あしび」であった
それがどうして「あせび」になったかの方が興味が湧くね
ついでだから秋桜子も一句
「馬酔木咲き 野のしづけさの たぐひなし」

馬酔木の名前の由来は馬が間違って食べると酒に酔ったようにフラフラするのだそうです
毒成分を持っているからなのですが、馬だってバカじゃないから食べたのは見たことが無い
第六感の所為か本能的になのか、きゃつらはちゃんとより分ける
じゃあ鹿は食うのかといえば、鹿も食わないそうだ 
京都か奈良かあっちの方では「鹿食わず」と呼ぶと言う話を聞いたことがある
きんぽうげ科と同じに、つつじ科も有毒植物が多いのです
ところでこの花の学名がまた面白い
Pieris japonica というのだが、Pieris(ピエリス)は、ギリシャ神話の詩の女神
植物学者のツンベリーが日本植物誌で最初に報告したのだそうだが、その時はアンドロメダであったそうな
このオトコどうやら女神好きであったらしい
枝を持って軽くゆするとカサカサとなにやら奥ゆかしい音がします やってみてください
ピンクの花のものは、「あけぼのあせび」と言い、こちらも奥ゆかしい名前なのだが、園芸品種だそうです
つつじ科あせび属




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