野茨(のいばら)  花折々


 おはよう 曇りです 

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野茨(のいばら)です
早い話が野バラのことです
「たとえ野に咲くバラでもその美しさ、香しさにかわりなないでしょう」・・・とハムレットの中でシェークスピアも言って居ります
えっ かなり違う? 意味は同じだからいいんじゃない
バラ科バラ属の植物は日本に10数種が自生いています
イバラはそれらの総称名で、野生バラ全体を指しているのです
ほぼ全国的に身近に見られるのだが、イバラの仲間は分類が難しくて、到底素人の及ぶ所ではない
そこで一括して茨(いばら)あるいは野茨(のいばら)と呼ぶわけなのです
たしかに作り出されたバラほどの美しさはないかもしれません
でも、そこには自然のままの美しさがあります
秋になると所謂ローズピップと呼ばれる赤い実を付け、これもなかなか美しい
この赤い実は花床筒という花の一部が成熟したもので、割って見ると中から硬くて
角ばった白い本当の実が沢山でて来ます
果実は営実(えいじつ)と称して寫下薬、利尿薬になり、日本薬局方にも記載されているのです
雑草としてはかなりトゲが多く、刈り込んでも、すぐにまた生えてくる
今は接ぎ木の台木に使用されるのだが、時々この台木のほうから発芽してしまい、野茨が咲いてしまうことがあります
昔から「うまら」と呼ばれて馴染まれていたらしく、万葉集にも次の一首が詠まれています
「道の辺の うまらの末(うれ)に 這(は)ほ豆の からまる君を はなれか行かむ」
(丈部鳥・はせつかべのとり)
意:道のほとりのイバラの先に、這い伸びる豆のつるがからまるようなあなたを、後に置いて私は行くのか
作者は防人として、行かねばならない別れをうたっています
君は妻なのか、あるいは恋人なのか どっちだろうねぇ
ばら科ばら属 沖縄以外の日本全国


https://www.youtube.com/watch?v=uyJWBIWBxCo
野ばらのように(野バラ)/ きくち寛
You Tubeの 画像はハマナスで野ばらではありません







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