定家葛(ていかかづら)  花折々


 おはよう 曇りです 

クリックすると元のサイズで表示します

定家葛(ていかかづら)です
きょうちくとう科の植物
プロペラ型に先が少しねじれた花を咲かせます
この花の香りはキライじゃない
葉や茎を切ると白い乳液が出ます 手などに付いたらすぐ洗ってください 
アルカロイド系毒物を含み有毒です

和名は、謡曲「定家」から名付けられました
内容は、式子内親王(のりこないしんのう)を愛した藤原定家(ふじわらさだいえ)が、年上の女性である式子内親王に生涯憧れつづけ、深い契りを結んだが、内親王はすぐ死んでしまったので、死後も彼女を忘れられず、ついには葛(かづら)に姿を変え、彼女の墓にからみついたという粗筋(あらすじ)です
謡曲「定家」では切々と思いが謡われ、「定家葛のはかなくも、形は埋もれて、失せにけり」と謡い納めるのです
藤原定家は小倉百人一首の撰者として有名です
百人一首の中の「来ぬ人を まつほの浦の夕凪に 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」が、
藤原定家の歌です
なお、定家を「ていか」と呼ぶのは、古人を敬って行う呼び方なので、式子も「しきし、しょくし」と呼ばれることがあります
ついでなので式子内親王にもふれて置きましょう
式子内親王は後白河天皇の第三皇女として生まれました
新古今の代表的女流歌人として知られています
「玉の緒よ 絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることの弱りもぞする」が、
式子内親王のものです 忍ぶ恋を詠んだとされています
ウ〜〜〜ム今日はアカデミックだなぁ
定家が折につけ病がちの内親王のもとへ伺候(しこう)したのは、式子が三十二歳ころである
まあ 食べごろ・・・(オイオイ急に俗っぽくするなよ)
「恋ひ恋ひてよし見よ世にもあるべしといひしにあらず君も聞くらん」
病気になると女性は燃えるのか・・・
式子内親王の病気は今で言うところの乳がんであったらしい
最近の研究でいろいろわかってきました
その上、定家のほかに法然と言う坊主が恋の相手として浮上してきました
前出の歌はこの法然に宛てたものらしいとも・・・
坊主のクセにまったく許せん奴だ
はたして謡曲のように定家と式子の二人が本当の恋仲であったのかはわかりません
なにしろ定家は式子よりも十三歳も年下だったのですから
え? 恋に歳の差なんて?







0




AutoPage最新お知らせ