合歓木(ねむのき)  花折々


 おはよう 曇りです 

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合歓木(ねむのき)の花です
ご存知のように夜になると葉を閉じて眠る様に見えることから「眠りの木}
それがいつしかネムノキになったらしいと言われています
ねむのき科ねむのき属 
まめ科とされるされることがありますが 間違いではありません
樹皮は乾燥させ合歓皮(ごうかんひ)として漢方生薬になります
腰痛や鎮静剤として用いられるそうです
合歓木(こうかぎ)の字は漢名からで、夜になると葉が閉じ、それがまるで抱き合ったように見える様子からなのです
合歓木(ねむ、ねぶ)という言葉は、「男女の共寝」を意味し、万葉集にも詠われています
紀女郎(きのいらつめ)サンが大伴家持に贈ったとされる一首
昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓の花 君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ(巻八)
昼間は美しく咲き、夜は好きな人に抱かれるように眠るのだから・・
ちょっと違うがまあこんな意味です
「戯奴」とは若輩者をからかう呼びかけの言葉なのだそうです
紀女郎サンは酸いも甘いも知っている中年の人妻・・・年下の家持をこんなにして揶揄(からか)ったのでしょうかね
ついでなので家持の返歌
吾妹子が形見の合歓木は花のみに 咲きてけだしく実にならじかも (巻八)
家持 若いのに余裕あるなぁ
この駆け引きの行方も気になるところだが、先に進もう

「象潟や 雨に西施が ねぶの花」 松尾芭蕉
訳:雨に濡れる象潟のネムノキの花を見ていると、言われている西施の美しさとはこのようなものだったのではないかと思えてくる
「西施(せいし)」は、中国四大美女の一人
紀元前5世紀頃、戦いに敗れた越王は、降伏の印として差し出したのが西施で、美貌に心を奪われた呉王は、ついに国を傾け、「傾国の美女」「傾城」の言葉を生みました
美しいことでは、美女中第一位だそうな
ちなみにわが国で一位の楊貴妃などは四位入賞なのだという話です







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