ムスカリ  


おはよう
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ムスカリです
この花を知らない方はまず居ないでしょう
名前は知らなくとも目になさったことはあるはずです
ムスカリの名は花の香りに由来します
ギリシャ語のmoschos(ムスク)からなのだそうです
ムスクは麝香鹿から採れる香料ですが、そこから麝香のことを指します
このムスク、女性を惹きつける匂いだとかで、これを得るために麝香鹿は乱獲され、一時は絶滅の危機に瀕したとか
人間のやることは一事が万事、すべてこの調子
もっとも英語のムスクはサンスクリット語の睾丸を意味する語に由来するとされておるので、女性が惹き付けられるのは無意識に求めているのかもしれませんな
グレープヒアシンスの別名があります
ヒアシンスにちょっと似ていて、花の付き方が葡萄の房状だからかな
また、濃い青紫の花から瑠璃ムスカリとも・・・
ムスカリ属は地中海沿岸が分布の中心で50〜60種が存在しているんだそうです
近年八重咲きの園芸品種も出回っていますね
花言葉は通じ合う心」なっだそうです
これもギリシャ神話ではヒュアキントスの話なのです
男同士ココロが通じてもなぁ
ゆり科ムスカリ属  原産は地中海沿岸地方から西南アジアにかけて


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樒(しきみ、しきび)  


おはよう
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樒(しきみ、しきび)です
櫁、梻などと書くことも在ります
古代にはサカキと同様に神社でも用いられたといわれ、神式での榊(=サカキ)のように梻と書いたのだそうだ
こうしてみると字と言うものは面白いね
枝を仏壇に飾ることから一度は名前を聞いたことがお在りだと思います

かの弘法大師が青蓮華の代用として密教の御修法に使われたことから、仏壇などに飾られるようになったのだそうです
その香りは抹香くさいと言われ、日本特有の香木とされているのだが、「樒の実はもと天竺より来れり
本邦へは鑑真和上の請来なり
その形天竺無熱池の青蓮華に似たり、故に之を取りて仏に供す」と書かれた文書もあり、一説では、鑑真がもたらしたとも言われる
また、「樒の香気は豹狼等はこれを忌むので墓前に挿して獣が墓を暴くのを防ぐ」ともある
ここで毒性について書いておかねばならない
葉から根に至るまですべて有毒です
実がシイの実に似ているので食べてしまう事故が多発した
それで、シキミの実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されているのです
またトウシキミと言う近縁種があり、こちらは毒性がなく八角(はっかく)という香辛料として用いる
これと間違えると言う事件も起きたのだそうだ
しきみ科しきみ属 分布は本州以南
万葉集にあるたったひとつだけの樒の歌
「奥山の 樒が花の 名のごとや しくしく君に 恋ひわたりなむ」 大原今城(おおはらのいまき)
意:奥山の樒(しきみ)の花の名のように、しくしくあなたのことを思いつづけています
「しくしく」は「幾度も」と言うことです

ゆかしさよ  樒花咲く  雨の中   蕪村


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