直流型電気機関車:EF641031〜1040
EF641000番代は、昭和54年から製造が開始され、上越線や高崎線で当時使われていたEF58・EF15・EF16といった旧型機関車の置き換えを目的として誕生した直流型勾配用電気機関車です。初期車は水上機関区に配置され、直ぐに長岡機関区や高崎機関区のEF58を置き換えていきました。
性能的には基本番代と同一ですが、当時の機軸も盛り込んでおり、別形式として扱ってもおかしくは無かった訳ですが、労働組合との折衝をスムーズに行うため、マイナーチェンジとして同型式区分番代としています。
本稿では、1031〜1040号機の画像をご紹介いたします。欠番については、おって追加する場合があります。

平成21年6月7日 蕨駅付近にて EF641031牽引 「あけぼの」
1031号機は、1030〜32、1051〜1053とともにJR東日本に引き継がれました。比較的早くから双頭連結器に改造されています。
写真は、1031号機が初牽引となった日に「あけぼの」です。

平成21年1月16日 大宮駅にて EF641031牽引 E233系 甲種回送
双頭連結器になった趣旨は、新津車両所から新製回送される列車及び長野へ廃車回送される列車を牽引するためのもの。こちらの方が本業のように多いですね。

平成22年5月15日 蕨〜西川口間にて EF641032牽引 「あけぼの」
1032号機も、同じくJR東日本に引き継がれ、主に「北陸」の牽引を担ってしました。
同車も、1030及び1031号機に遅れて双頭連結器改造されています。
※それ以前は、「出羽」「鳥海」といった寝台特急も牽引していました。

平成20年5月18日 蕨駅付近にて EF641032牽引 「北陸」
「出羽」「鳥海」が廃車されて久しく、「北陸」の牽引専用となっていましたが、残念ながら「北陸」は廃止され、現在は「あけぼの」だけが定期列車となっています。
写真は、連結器が双頭改造される前の姿で、浦和駅高架化工事により貨物線を走行している図です。

昭和57年1月5日 八木原〜群馬総社間にて EF641032牽引 「佐渡54号」
こちらは懐かしい、まだ1度目の全検を受ける前の1032号機。ピカピカの新車でした。
写真は、12系客車を使用した臨時急行「佐渡54号」を牽引している姿。

平成23年6月25日 蕨駅付近にて EF641033牽引 5585レ
撮影がもれていましたので、やっと画像が追加できました。

平成22年8月18日 蕨駅付近にて EF641034+EF6410??牽引 6789レ
名物となったEF64重連+ワム80000の貨物列車。この組み合わせも、僅か半年くらいで消滅してしまいました。

平成23年5月21日 西川口〜蕨間にて EF641035 2073レ

平成22年12月29日 西川口〜蕨間にて EF641036+EF641014牽引 8089レ
こちらはワムがなくなってしまった後の列車。重連運用はその後も残っています。

平成22年2月20日 西川口〜蕨間にて EF641037牽引 4094レ
更新色だけど更新していないらしいですね。そういう意味では異色のカマ。ただし、遠目からは区別が付きにくいですね。

平成22年3月24日 西川口〜蕨間にて EF641037+EF641025牽引 6789レ
こちらもワムが連結されていた時代の写真です。

平成22年7月4日 与野〜北浦和間にて EF641038牽引 ????レ

平成22年6月12日 西川口〜蕨間にて EF641038牽引 5585レ
夏場しか撮影が難しい早朝のタンカー列車。

平成21年11月18日 西川口〜蕨間にて EF641039牽引 コンテナ貨物

平成23年5月17日 西川口〜蕨間にて EF641040牽引 5585レ
画像を差し替えました。
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