651系:特急「スーパーひたち」
651系は、JR化移行後間もない昭和63年から平成4年にかけて製造された常磐線特急「スーパーひたち」用の特急車両です。
現在では当たり前となっている在来線の130km/h運転ですが、当時としては初めて130km/hの定期運転を実施可能とした車両でした。
※車両性能としては、783系特急型電車の方が先。営業運転開始時は651系の方が先になった。

平成元年3月12日 大甕〜勝田間にて 特急「スーパーひたち」
まだ485系が多く設定されていた頃。
デジタルカメラなどと言うものもまだなく、ネガやリバーサルで撮影していました。
登場したばかりの当時としては異端的なデザインに拒絶反応はありましたが、物珍しさから撮影だけはしてありました。

平成元年5月5日 荒川沖〜土浦間にて 特急「スーパーひたち」
直線区間をヨコ波打って走る485系や583系と比較し、最高速度を10km/h上回る651系は、まるで何事もないようにスムーズに走る抜ける姿は、今でも印象に焼きついています。

平成19年1月12日 藤代〜取手間にて 特急「スーパーひたち」
415系とE501系の上野口終焉の際に撮影したもの。
鹿島鉄道からの帰り道に立ち寄ったデッドセクション。もう5年が経ってしまいました。

平成20年8月9日 佐和〜東海間にて 特急「スーパーひたち15号」

平成20年8月9日 佐和〜東海間にて 特急「スーパーひたち19号」

平成20年8月9日 東海〜佐和間にて 特急「スーパーひたち26号」

平成20年8月9日 東海〜佐和間にて 特急「スーパーひたち30号」
Fe4の撮影会で。
強風と激しい砂埃、日差しにひどい目にあいました。

平成21年4月26日 東海〜大甕間にて 特急「スーパーひたち23号」
娘の水泳大会の合間。抜け出して撮影しに行った場所は、偶然にも日立電鉄の廃線跡近く。
4両編成の「スーパーひたち」は滑稽でした。

平成21年12月5日 新松戸駅にて 特急「スーパーひたち11号」
207系900番代を狙いに行ったときに撮ったもの。
大先輩の東京メトロ6000系は今でも走っています。

平成23年6月16日 上野〜鶯谷間にて 特急「スーパーひたち11号」
現場での集合時間前に撮ることができた上野出発直後のシーン。

平成25年3月10日 日暮里駅付近にて 「スーパーひたち3号」
最後の記録を、として常磐線の撮影に出掛けました。
早朝の日暮里駅で、ついでの撮影でしたが、あまり良い場所ではありませんでしたね。
しかも、後部はマークの掲出が無いのでしょうか?

平成25年3月10日 (臨)偕楽園駅にて 「スーパーひたち27号」
駅に降りてどうしようか考えていたら、私らの乗った電車の後を追い掛けてきたようで。
おかげで数少ないチャンスを逃してしまいました。

平成25年3月10日 勝田駅にて 「フレッシュひたち」 方向幕
<E657系への置き換え前は、651系による「フレッシュひたち」があったようですね。
特に興味もなかったので、見たことも、もちろん、写真にも撮ったことはありませんでした。

平成25年3月10日 内原〜赤塚間にて 「スーパーひたち26号」
651系は廃車になることは無く、東日本各地において留置されています。
50Hz専用であることから使途が限定されてしまう訳で、この後の活用方法がまだ見えません。
ただ、廃車であれば253系のように直ちに解体場所へ送られているでしょうから、間違いなく、再起の道がある、考えています。
とりあえず、「スーパーひたち」という、常磐線の高速化に貢献した重責を解かれることになります。
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