681系・683系:特急「はくたか」
昭和40年10月ダイヤ改正において誕生した特急「はくたか」は、その姿、経路を変えながら東京と北陸を結んできました。
上越新幹線の開業で一旦は姿を消しましたが、北越急行線の開業をもって北陸への新しいアプローチと再び登場し、在来線では異例の狭軌160km/h運転を行うスーパー特急として走り続けてきました。
平成27年3月、北陸新幹線の金沢開業に伴い、その役割を終えることになりました。
今まであまり遭遇したことは無かったのですが、今般の撮影で枚数が溜まりましたので、681系・683系「はくたか」の最後の姿をまとめておきます。

平成20年4月22日 金沢駅にて 683系 「はくたか」
新性能化されて初めての北陸でしたが、この時は金沢以西に行ってしまったため、「はくたか」はこの1枚だけでした。

平成23年5月4日 直江津駅にて
583系「きたぐに」を撮影するために信越本線内に行った際、帰路に立ち寄った直江津駅。
駐車場で「妙高」の写真を撮っていると、ちょうど上り「はくたか」が到着しました。
混結編成に驚いたものですが、日常的に「当たり前」であることは知りませんでした。

平成27年1月23日 越後湯沢駅にて 681系 「はくたか4号」
北陸新幹線開業前最後の姿を撮るため、初めてほくほく線経由で「はくたか」に乗車しました。
乗った車両は自由席車、クモハ681−2501でした。

平成27年1月23日 黒部〜生地間にて 「はくたか9号」

平成27年1月23日 倶利伽羅〜津幡間にて 「はくたか10号」

平成27年1月23日 倶利伽羅〜津幡間にて 「はくたか19号」

平成27年1月23日 金沢駅にて 「はくたか23号」

平成27年1月24日 小杉〜呉羽間にて 681系 「はくたか13号」

平成27年1月24日 越中大門〜小杉間にて 681系 「はくたか17号」

平成27年1月24日 越中大門〜小杉間にて 681系 「はくたか10号」

平成27年1月24日 越中大門〜小杉間にて 683系 「はくたか12号」
今回の撮影ではかなり枚数を撮りましたが、残念ながら統一された編成では運用されていなかったようで、最後の1枚だけ683系のホール赤でした。しかし、アングルの関係から全編成が構図にされていないので、ちょっと残念でした。
長年親しまれてきた「はくたか」の名称は、北陸新幹線の各停タイプとして引き継がれることになりました。
在来線「はくたか」の廃止とともに、高規格線路で「はくたか」の俊足を支えてきたほくほく線が、ローカル然とした鉄道になってしまうこと。非常に勿体無く感じます。
関連リンク
『
485系:特急「はくたか」(昭和53年10月改正前)』
『
489系:特急「はくたか」(昭和53年10月改正後)』


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