「北斗星」用客車:オハネフ25200番代(JR東日本)
前記事で「北斗星」用のオハネフ250番代をご紹介いたしましたが、100番代が存在しないにもかかわらず、200番代が「北斗星」用として配置されていました。
資料によると212〜221の10両が該当しており、JR東日本とJR北海道で飛び飛びになっています。このうち、JR北海道の218と220はスハネフ14551・552に改造されてます。
JR東日本車は2009年(平成20年度)までに殆どが廃車となってしまいましたが、214と215は廃車されずに残りました。この2両は1往復化に伴って定期「北斗星」編成端に出ることは無くなりましたが、定期「北斗星」の廃止後は臨時「北斗星」のしんがりを務めるようになりました。

平成19年8月4日 尾久センターにて
まだ2往復時代なので殆どが残存していました。柱で番号が確認できないため、もしかしたら1両だけ残存していたJR北海道車の可能性もあります。

平成24年5月19日 回9501レ オハネフ25214
1往復化により、JR東日本車のオハネフを見ることができなくなりました。
200番代は、それまであまり訓練運転では見る機会がなかったように思いますが、後部に連結されるチャンスがあり、積極的に捉えました。
晩年になり、JR東日本には214・215の2両のみとなっていました。

平成27年3月1日 EF651106 回9502レ オハネフ25214
3年後に再び撮影した訓練運転。何故か逆向きになっています。
牽引するEF651106も、つい先日、帰らぬ旅へ・・・

平成27年4月11日 臨時「北斗星」 オハネフ25215

平成27年4月18日 臨時「北斗星」 オハネフ25215
臨時化後の「北斗星」ではJR北海道車が撤退し、編成全てが東日本車となりました。
ここで予備車として残っていた200番代が使用されるようになり、訓練運転でしか見られなかった姿が本運転で見られるようになりました。
車号ははっきり確認できませんが、裾帯の配置がちがうことから215号と思われます。
200番代としての正しい帯配置はこちらです。

平成27年8月1日 臨時「北斗星」 オハネフ25214
臨時運転も終焉迫った頃。とにかく毎週土曜日の天気が悪くて参りました。
結果的に後部を撮った最後のショット。記念と記録を兼ねて地元蕨駅で。
この時は裾帯が妻面に回っている214号でした。


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