国鉄 直流型電気機関車:EF58100・101(宮原機関区)
EF58シリーズ、今回は宮原機関区の100号機と101号機です。
いずれも末期まで原型小窓を保っていた、人気のあるカマでした。

昭和53年8月5日 真鶴〜根府川間にて EF58100牽引 荷物列車
写真は広角で撮ってかなり小さいため、トリミングアップしています。
有名撮影地である白糸川の鉄橋を渡る100号機の牽く荷物列車。後に連なった多数の荷物客車が古き良き時代を物語ります。

昭和59年8月19日 小郡(現:新山口)駅にて 側線に留置中のEF58100
昭和59年2月の改正(貨物の大合理化)で余剰となった電機たちが、限りなく長い縦列で留置されているシーンです。この列には、主にEF60の1次・2次車、EF61が連結されており、そのうちの下関方の1両だけがEF58で、それがこの100号機でした。
活躍末期に下関機関区に移籍となり、EF62への置き換えまで使用され、置き換え完了と共に旧車になって留置されたようです。

昭和54年頃 東京駅にて EF58101牽引 急行「銀河」
変わってこちら、急行「銀河」を牽引して上京してきた101号機です。
リバーサルの写真ですが、まるで新車のようにピカピカに見えます。

昭和56年7月 品川駅にて EF58101 重連単機回送
品川駅における重連回送のシーンです。品川駅に行くと、EF58の単機回送に良く出くわしましたが、時折りこのような重連に遭うことがありました。今になって調べましたら、単回2033レという列車で、宮原区と宇都宮区のコンビで回送されていたようです。

昭和58年5月17日 瀬野〜八本松 EF58101牽引 荷物列車
写真は、瀬野八を行く101号機牽引の荷物列車です。編成はそこそこ両数があった割りには、EF61200番台の補機無しで坂を上ってきました。
101号機に関しては、活躍末期ににシールドビーム化されています。なお、このシールドビームは、同ライトを装備したまま廃車となった竜華区のEF58のものを取り付けていたそうです。
100号機
昭和31年 8月31日 川崎車両・川崎重工製 沼津機関区
昭和60年 2月 4日 廃車 宮原機関区(下関機関区?)
101号機
昭和31年 7月 6日 東洋電機・汽車会社製 東京機関区
昭和59年12月15日 廃車 宮原機関区(下関機関区?)


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