DD51ディーゼル機関車:北海道JR貨物編
久し振りにDD51型ディーゼル機関車です。
今回は、民営化後の北海道内で撮影した、JR貨物所属牽引の貨物列車編です。
※大部分の写真がプリントからのスキャンのため、画像が良くありません。

昭和62年12月13日 仁山〜大沼間にて DD511087牽引 コンテナ貨物
小沼湖畔の有名撮影地。JR化してまだ間もない頃ですが、まだ青函トンネルは開業していないため、本州から海を渡ってきたコンテナではないでしょうか?

昭和62年12月13日 池田園〜大沼 DD511149牽引 コンテナ貨物
こちらは同日の大沼駅を挟んで反対側。
ナンバーが読み取れなかったのですが、拡大スキャンしてナンバーが判明しました。

昭和62年12月13日 池田園〜大沼 DD51牽引 ワキ5000
こちらはワキ5000で組成された貨物列車。当時の状況から考えて、紙輸送ではないかと思われます。
サイドから撮ってしまったので列車の全容が判らず、記憶も既に無いのですが、かなりのスピードでファインダー内を横切って行った記憶があることから、全車がワキ5000で組成され、最高速の85km/hで運転されていたかもしれません。

昭和63年2月24日 石倉〜野田生間にて DD51牽引 コンテナ貨物
景色優先で撮影したため、ナンバーの判読はできません。また、この時もまだ青函トンネルは開業していません。
緩急車の連結は省略されているようですが、8両目にコキフ50000が代用で連結されているようです。

昭和63年2月24日 野田生〜石倉間にて DD51牽引 ワム貨物
こちらも同日で上り列車となります。
ワムで組成されていることから紙輸送だと思われます。機関車次位にタキとワキ25000が連結されていますが、こちらは検査入場の回送等と考えられます。

昭和63年6月24日 有珠〜長和間にて DD511046牽引 コンテナ貨物
こちらは青函トンネル開業後ですね。道内で初めて
DD51牽引「北斗星」を撮影に行った時のものです。確か「北斗星5号」の前走りだったように記憶しています。

平成2年9月5日 楓〜新夕張間にて DD511059牽引 コンテナ貨物
この時はフェリーでクルマを持ち込んでの撮影でした。
石勝線で撮影していた際に偶然撮れたものですが、当時はオリジナルではない塗装が非常に嫌いであり、なんの興味も持っていませんでした。
今になってみれば、なぜカラーで撮っていなかったのか、非常に勿体ない気持ちです。

平成2年9月9日 旭浜〜静狩間にて DD511153牽引 コンテナ貨物
C623「ニセコ」運転日の谷間、勿体ないので「北斗星」の撮影へ。その際に撮影したもの。
まだ大半が国鉄コンテナですね。

平成2年9月10日 崎守〜黄金間にて DD51牽引 ワム貨物
「北斗星」を待っている際、反対側から来てしまったためこんな構図に。
ワムの連なる編成は紙輸送で間違いないでしょう。

平成2年9月10日 崎守〜黄金間にて DD511158牽引 コンテナ貨物
これも前走りの貨物列車だったかもしれません。ちょっとスカスカ感が大きいですね。
これ以降も数度北海道を訪れていますが、残念ながら貨物列車を撮影する機会はなかったようです。
DD51も状態の良いものが廃車されてしまうような大量余剰を抱えた時代でもあり、更新車や更新色というものなど存在せず、やっと試験塗装車が出現しだした頃でした。


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