小田急電鉄 梅ヶ丘駅:複々線化1か月前
平成30年3月ダイヤ改正の1か月前となりました。
小田急電鉄では代々木上原〜梅ヶ丘間の複々線化完成による大きなダイヤ改正となります。
今から7年前、現場仕事で偶然訪れたことのある
梅ヶ丘駅で、複々線化過渡期の様子を記録していましたが、改正前最後と思われる小田急線への訪問で、さらに改正直前の様子を見ることができましたので、ほんの少しですが最後の様子ということでまとめておきたいと思います。
※撮影は、平成30年2月17日、梅ヶ丘駅にて。
久し振りに着地した梅ヶ丘駅。
下りホームの新宿方は相変わらず柵で仕切られ、ホーム端へは行けないようになっており、以前と印象は変わっていません。
ちなみに、帰り掛けに上り線を確認したところ、停車線から本線への合流はポイント切替と出発信号が連動しており、閉鎖中の外側線へレールも繋がっていることから、取り敢えず切替工事は軽易に行うことができそうに感じました。

ダイヤ改正告知ヘッドマークを掲出した3000形 3468
小田急では、通勤形すべての編成にダイヤ改正告知のヘッドマークが掲出されています。
通過列車と振替ポイント辺りの写真を撮ってみると、なんとなく違和感がありました。
タブレットから過去ログの写真を確認したところ、どうも軌道内に変化が現れています。
始めは残雪か?と思ったのですが、土嚢状にパラストか砂を詰めたものに置き換えたようです。
バラストで固着してあると、ツルハシなどで掻き出さないと線路を動かせませんが、袋状にしてあれば袋を持ち上げれば容易に撤去・移動ができますので、なるほどよく考えているなぁと感心してしまいました。これも夜間の短時間で作業を完成させるための完璧な段取りなんですね。

ホームへ侵入する各停3000形 3963
前回は気が付かなかったのですが、前の写真を撮ったときに、ホームの縁石が無いのに気が付きました。
ホームの途中から線路が合流するため、車体の接触防止の関係で縁石が未施工になっていたんですね。前回の訪問ではアングル的に写っていなかったので分からなかったようです。
各駅停車の編成が8両のままであれば、現状のままでも支障がないことになりますが、将来的に10両編成に増強することになれば、この部分もいずれはきちんと施工されることになるでしょう。
改正前1か月を切り、もう訪問する機会はないと思いますので、完全複々線化まえの最後の記録となりそうです。


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