国鉄 EF571
お友達の金町のHさんより、懐かしいEF571が牽引する客車列車の画像が送られてきました。
鉄道写真を撮るようになり、年数が経つに連れ大好きになったEF57。しかし、ある程度写真を撮れるようになった頃は既に終焉の頃でした。そんなこともあって、写りは悪いし、良い写真が殆ど無いのです。
特にトップナンバー1号機は、元々EF56として製造された過程で出力の大きい電動機を搭載したことにより型式変更されて登場したカマのため、量産型とは全く違った形態をしているのが特徴的でした。

昭和50年1月17日 西日暮里駅にて EF571牽引 客車列車 ※金町のHさん撮影
今では撮ることができなくなってしまった西日暮里ホームからの写真。
地平ホームから発車した下りの客車列車。時間帯から一ノ関行き123レではないかと思われますが、拡大して見るとどうもサボが付いていないのが気になります。
今回、金町のHさんのブログを拝見して気になったのは、主題とは関係のない1号機のベンチレーターのこと。
何故かというと、機関車には珍しいガーランド型のベンチレーター存在。目立つはずなのに、私の写真には無い?
それで、過去の写真を改めて見てみると・・・

宇都宮運転所にて 休車中

上野〜尾久間にて 125レ

蕨駅にて 102レ 急行「八甲田」
中1くらいまでの時期でしたので、ポケットカメラやリコーオートハーフしか持っていない時代。殆どの区間で地上から撮ることができましたので、かなり目線の低い写真ばかりでした。
また、件のベンチレーターは黒磯方の片エンドしか付いていないため、私の撮った写真では目立たなかったようですね。
KATOのEF571も買ったんですが、その点には全然着目していなかったので、末期に撤去されたのかな?と勘違いしていました。
貴重であり且つ人気のあった1号機ですが、保存されずにあっさりと解体されてしまったのは非常に悲しいです。世代的にもEF55よりは遥かに人気もあったと思われます。
今となっては模型を眺めて思いを馳せるしかありませんね。
国鉄 旧型電機 EF57
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