新幹線E3系「とれいゆ」:大宮駅展示
平成26年7月から営業運転を開始したイベント専用新幹線のE3系「とれいゆ」。
列車では珍しい「足湯」に入れる列車として注目を集めています。
平常での運転区間は福島〜新庄間であり、奥羽本線から出ることがありません。福島駅での発着ホームも在来線であり、山形新幹線以外の新幹線と並ぶ機会もない、新幹線車両としては様々な面で特殊な存在になっています。
この度、この「とれいゆ」がなんと大宮駅で展示されるという情報があり、娘の卒業式で近くに行く予定もありましたので、帰り掛けに大宮駅新幹線ホームへ寄ってみました。
撮影は、平成28年3月5日、大宮駅新幹線ホームにて。
展示は新幹線16番線です。
現在、通常では使用されないホームを使用しての展示となりました。
展示は13〜16時30分まで。卒業式の終わりの関係で14時少し前に大宮駅に到着したのですが、この時点でなんと受付終了済み・・・「受付は16時まで」の告知の意味は何だったのでしょうか?
しかも、16番線へは受付された人以外立入禁止?

E322−701
実物を見るのは初めてです。
あまり良いデザインとは思っていなかったですが、意外とキレイな色彩ですね。
編成は仙台寄りに停車しています。

E325−701 エンブレム
見るものすべてが新鮮。
サボは「とれいゆ指定席」と「大宮」が交互に表示されます。
とれいゆの大宮行きというのはレアですよね。

E5系との並び
ホームを移動しいるうちにE5系が到着しました。回送のようです。
このような並びも今後の実現性としては薄いでしょうね。

E321−701
仙台寄りに停車しているため、東京寄りの先頭は暗い位置になってしまいます。
進行方向は到着のままとしているようで、こちらがヘッドライトを点けたままになっています。
E5系回送が出発後、改めての撮影。
ここで17番線側に撮り鉄があふれ出したため、危険を察知してか、16番線で撮影するように誘導されました。

E321−701
誘導しておきながら、何でそんな邪魔な位置に立つかね?そこに居る意味は全くありません。
いや、むしろ邪魔で撮影者が混乱するだけです。
おっ!
こちらはサボとエンブレムが同じ位置なんですね。こっちの「大宮」の方がレア感増大です。
車内に入ることができないので、窓から中を覗いてみました。こんなゆったりしているんですね。
それにしても、「黄色い線まで下がってください!」だって。
停車している列車で安全柵まであるのに、通り一遍の注意をしないでもらいたいですね。アタマ悪過ぎに思います。
16番線へ誘導されたものの、仙台には行くことが出来ず、定期列車の撮影もできない。気分を害して上りホームへ移動すると、仙台寄りはこんな状態になっていました。
こりゃ撮影どころじゃないですね。

E3系「つばさ」&「とれいゆ」
と言いたいところですが、行列の人垣で全然見えません。
最後に大宮駅停車中の図。
テツやはみ出しヤローが相変わらず多くて撮りづらいですが、平常時の撮影とは違うので仕方ないですね。ただ、ベビーカーでの訪問はやめて欲しいと思います。ホーム端でモタモタされても邪魔だし、何よりも子供が危険です。
警備・整理方法に多々不満はありますが、今後もまずこのような機会は無いと思いますし、近場で見ることができたのは嬉しかったです。企画者の方々に感謝いたします。


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