上田交通:5200系
過去ログ『上田交通:5000系』で元特急5000系の写真をご紹介いたしましたが、今回は同日に撮影した通称「湯たんぽ」として親しまれた5200系の写真も撮影しているのでご紹介したいと思います。
上田交通5200系は、東急電鉄5200系として昭和33年に製造された日本初のステンレス車両です。東急で昭和61年まで活躍、廃車後に上田交通へ5000系と共に譲渡されました。
※撮影は、平成元年11月1日、上田交通別所線 下之郷〜中塩田間にて。
形と言いコルゲートと言い、本当に「湯たんぽ」という愛称がピッタリ。
2両編成で運用され、デハ5201は電装化を解除してクハ5251となりました。部品撮りとして中間車のデハ5211も一緒に転入しています。
2本目はアングルを変えて。
2枚目の後部から撮った写真では、奥に車庫を見ることができ、営業では使用されていない中間車(デハ5000)留置されているのが見えます。
東急からは5000系が複数の車両が各地方私鉄に譲渡されましたが、さすがに年波には勝てず、保存車はあるもののすべて引退に追い込まれました。
当該5200系も平成5年前半まで活躍しましたが、同じく東急の7200系導入により廃車となっています。
なお、モハ5201は生まれ故郷の東急車両製造へ譲渡され、相方のクハ5251も上田交通において、両車とも大切に保存されています。
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