東武鉄道 1800系:急行「りょうもう」
平成30年5月20日、東武鉄道で最後まで残っていた1800系最後の1編成である1819Fがラストランを迎え、その活躍にピリオドが打たれました。
急行「りょうもう」用として誕生した1800系ですが、200系・250系化による特急格上げに伴い、殆どの1800系が改造に供され、普通列車やサポート的な特急列車等で使用されるようになりました。
姿を変えて生き永らえてきた元1800系の車両たちも、普通列車改造組は早々に廃車され、臨時特急などに活躍した
300系も平成29年春に引退。あとはわずかに残った350系と、1819Fだだけになっていました。
1819Fについては『
東武鉄道 1800系:1819F「臨時快速」』にてご紹介済みですが、急行「りょうもう」時代の写真はアーカイブしていませんでしたので、引退に合わせて整理しておきたいと思います。
撮影は、平成2年6月24日、加須〜羽生間にて。
上から3枚が6×4.5、最後の1枚が6×6で撮影しています。
フィルムスキャンをしていないのでプリントからのスキャンとなっていますが、この時のプリントが何故か色調が良くなく、さらにスキャンで画質が悪くなってしまいました。
1819Fは最後発で、ライト形状やクーラーキセがに特徴がありますが、この時の撮影はいずれも初期車でした。
急行「りょうもう」が特急化により新車が導入されるという告知があった頃で、慌てて押さえに行ったような記憶があります。この頃は運転も好きだったので、時間があればひょいとハンドルを握って走り回っていました。
確か4両編成時代にも撮ったような記憶があるのですが、写真が見当たりません。出会いの頻度はそれなりにあって、とにかく地味な印象の東武鉄道の中でも一際目立つ存在であった1800系も、撮影の機会がまるでない車両でした。
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