JR東日本 EF6437
高崎車両センターに所属するEF6437が営業運転から離脱したそうです。
全国的に見ても最後の現役0番代だったそうで、非常に残念ですね。事業用車の気動車化が見えてきたことで、取り敢えず直流電気機関車は全面撤退が近付きつつあるかもしれません。
37号機は、昭和36年4月28日竣工の東洋電機・汽車会社製。甲府機関区に配置され、中央本線で客車普通列車や貨物列車牽引に活躍しました。国鉄時代の昭和50年代後半くらいに長岡機関区に貸し出しが行われたようで、上越線の貨物運用に使用されていたこもあるようです。※この中に37号機が該当していたかはちょっと自信がありません。
EF6437牽引 寝台特急「あけぼの」
JR東日本に継承してからは、高崎車両センターに所属して工臨や波動用として使用されましたが、「あけぼの」のEF64化に当たり長岡車両センターへと転出、まさかのブルトレ牽引機となりました。
しかし、それも「北陸」の廃止によってわずか1年で解消。束の間の栄光でした。

平成29年11月11日 尾久セ 「カシオペア」

平成29年11月11日 尾久セ 「北陸」

平成30年5月26日 大宮総合セ 「ELレトロ碓氷」

平成30年5月26日 大宮総合セ 「北陸」
実際に運用されているところに出くわすことなく、珍しくイベントに展示された時のみ。
「北陸」の牽引は実現しませんでした。

令和元年5月3日 東川口〜東浦和間にて
EF6437牽引 9011レ 「カシオペア紀行」長野行き
同機には「あけぼの」以外にはあまり出会う機会がなく、久し振りにあったのは原色復帰後の「カシオペア紀行」でした。
その後は1度も会うことなく、お別れとなってしまいました。
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