東武鉄道東上線:8000系(10連)
平成27年1月17日、東武東上線の池袋〜小川町間における8000系による運転が最後となったということです。
同区間の信号装置の切り替えに伴い、8000系には対応工事を施工しない、つまり乗り入れることが出来なくなってしまうため、との理由のようです。8000系自体は東上線北部区間や越生線で残るものと思われますが、池袋へ顔を出さなくなることにより、10両編成での運用が消滅するというものです。
都合で最後の姿を見ることはできませんでした。あまりこのようなイベント参加は好きになれず、同線を走る8000系は記録がありましたので、ここにまとめておきたいと思います。

平成21年5月3日 朝霞台駅付近にて 8111F

平成21年5月3日 朝霞台駅付近にて 8112F
この時は、有楽町線乗入車の7000系Y編成を記録するために出掛けたものですが、8000系がまだまだ残る中、原型顔は2編成のみとなっていたため記録できればと思っていた程度でした。
この写真、記録を見ると全く同じ7時59分となっています。下りの8111Fを見送って直ぐにファインダーに飛び込んで来たのが8112F、といった絶妙のタイミングで2編成とも記録できました。

平成22年7月28日 池袋駅にて
仕事で現場に向かう際、乗り換えのために東上線ホームに上がると、停まっていたのが8111Fでした。写真を撮るために下り方へ移動していくと、朝のラッシュタイムのために直ぐに発車してしまい、ホーム端まで間に合わず、カメラを出しながらなんとか撮った写真。なので構図も出来高と言った感じに。

平成22年7月28日 大山〜中板橋間にて 8660
先頭は2両編成の8560F?
運転台の乗務員ドアと助士席側の乗務員ドアって裾の長さが違うんですね。初めて知りました。

平成22年7月28日 大山〜中板橋間にて 8416
こちらは4両編成の8116F?を先頭とする10両編成。これも結構初期車ですね。
いずれも現場待ち合わせのわずかな時間での撮影。本数がありました。
実はこれだけしかありませんでした。
これ以降も仕事やプライベートで4〜5回くらいは写真を撮る機会があったのですが、タイミングが悪かったり来なかったり、記録することが出来ませんでした。
並走する埼京線から、毎朝当たり前のように眺めてきた8000系が無くなるというのも信じられない気がします。時代は徐々に進み、ある日突然姿を消してしまうんですね。


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