境内が植物園、あるいはジャングルのような札所である。
お経を唱えていると、たくさんの蚊が群がってくる。
殺生はダメと言うことで、遍路は皆、ただ刺されるだけで我慢しているので、蚊も横着になっている。
ノーベル文学賞は日本人が取ったようでおめでとうございます。
私を離さないで、はクローン人間と臓器移植を結びつけた小説のようである。
1996年にクローン羊が生まれた時、ちょうど私は英会話教室で英語をブラッシュアップしていた頃で、オーストラリア人の先生が、 クローン人間ができるようになったらどう思う?という話題になった。この時は、兵士を量産して、捨て駒の戦力を作り出す危険の話題になった記憶がある。
この時期の欧米人の関心にクローン人間が大きかったことが推測されるが、イギリスで育ったカズオ イシグロはそれを兵士から臓器移植に向きを変えて小説にしたようだ。

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