五台山の山頂近くにあるお寺。中国の五台山からとっている。お寺は深い緑に包まれている。
苔が生えているとひんやりする。
山門。
日差しが強く、汗ばむくらいの気温であったが、若楓(わかかえで)のトンネルの参道は爽やか。
石段を登る。
五重の塔がそびえる。
紅葉の季節でもないのに…。
山ツツジも咲いている。
落ち着くお寺である。
88寺の中で、唯一、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)をまつる。智慧を司る仏とされている。
すこし説明すると、密教の中心となる仏が大日如来。大日如来の他にもさまざまな仏がいて、それぞれが真理や悟りの境地を説く。文殊菩薩もそのひとつ。
これらを視覚的に表現したものが曼荼羅。
http://www.mikkyo21f.gr.jp/cat46/post-216.html
曼荼羅とは大日如来を中心とした数々の仏を視覚的に分かりやすいように配置したもの。多分、日本人なら誰もが一度は見たことある絵だと思うが…。
ピーター・ドラッカーによると日本の組織は地位による序列、欧米の組織は役割による分担。
密教はさまざまな分野の仏様がいるので欧米型のよう(笑)。
ただ、現世の僧侶社会は序列社会であると思われるが(笑)。
植物園にも足を伸ばす。
入場料700円也。ゴールデンウィーク前に200円値上がりしている。
ところが園内を歩いていると、遍路マークが貼ってある。
歩きへんろは料金所を通らずに園内に入ってこれるようだ(笑)。
薔薇の花。どこにピントが合っているんだか?(笑)
園内の通路より遠く五重の塔を眺めることができる。
黄色い薔薇とピンクのかわいい花。
色どりが珍しいかわいい花。名前は知らず。

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