文学はアララギ派とか白樺派などに分類されると言うのは知っていたが、まさかイケメン作家とブサメン作家に分類されるとは。
イケメンストーリーとブサメンストーリーとは決定的に違うと言う。
これから小説を読むときは、まずその作家の顔写真をみることから始めないといけなくなる。
ブサメン作家の代表として武者小路実篤をあげていた。おそらく、おめでたき人、のストーリーを言っているのだと思う。それ以外にも失恋小説を書いているのであるが、判を押したように恋愛対象は友人の妹である。
実生活でそういうめぐりあいがなかったので、安直な設定になったものと思われる。
小説には、作家の葛藤などが反映されるものである。
林先生は女性作家のことについては言っていないが、同じことだと思う。
小説は妄想の産物である。これでもか、これでもかと恋愛小説を書くブサメン作家の女性版もいれば、それとは対照的な美形の小川洋子のような、博士の愛した数式、を書く作家もいる。恋愛に飢餓感がない作家だと思われる。いや、不倫を対象にした小説もあったような気がする。

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